2024/03/18

イベントの質を考える

ねらった大穴みごとに外し、
いつのまにやら最終レース、
気が付きゃ財布はすっからかんのかーらから。
馬で金儲けしたやつあないよ、
わかっちゃいるけどやめられない。
それ!
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイトスーダララッタスーダララッタスーイスイ、
ットきたもんだ。

という歌が、我が隣府の報道をよむたんびに思い出されるのはなぜかしら。

カジノ、万博、F1レース
大学無料に、9月新学期
気が付きゃ公約はすっからかんのかーらから。
思いつきで成功した都道府県あないよ、
わかっちゃいるけどやめられない。
それ!
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイスイスーダララッタスラスラスイスイスーイ、
スイトスーダララッタスーダララッタスーイスイ、
ットきたもんだ。

記事は全文載せませんが、具体的なF1開催にかかる費用概算はこの下の切った箇所にありました。これは東京版にもあるニュースですか?
大阪にF1誘致

追記)生成AIは、現代の童謡(わざうた)か?(2023年10月26日配信)
東京新聞は他人事だと思って、ほんま名古屋人は一ひねり半の技を繰り出すなあ。
記者の質問に答える大阪府のチャットサービス「大ちゃん」

追記2)2024年3月21日記
へうたむさんのコメント欄にあった「大坂観光局」についてのウィキペディアの記事を読みました。
2024年3月21日閲覧。
なんか、たいへんな世界なんですね。
君子危うきに近寄らず。
愚蛙危うきに魅せられます。
スポンサーサイト



2024/01/24

隗より始めよ、政治資金及び機密費の管理にマイナンバーカード導入を。

 ある牛蛙がものがたる
ちょっと一休み
 ぼくは紙媒体の本が好きで、古書市を廻るのが好きです。
 もっとも、最近の蛙国立蛙国会図書館のデジタルアーカイヴの公開には瞠目しております。
 つまり、愚蛙(ぐあ)のような紙派のものでも、デジタル化の恩恵はたしかに受けております。
 一方、愚蛙は健康保険証もできるならば紙媒体のものが使いたい(といいながら、カード式のものを使っていますが・・・・・・)です。幼時から見慣れた医者の受付窓口の雰囲気が好きなのです。昔懐かしい縦縞紋様の硝子が嵌められた木の扉を開けて、中に入ると靴はくつ箱に入れて、緑色のスリッパに履き替えて、待合室に。入り口から進んで正面に子どもが背伸びしたらようやく中が見えるくらいの小さな窓口があって、その窓口に向かって母が保険証を差し出すという光景を思い出すような医者が好きです。最近なくなってきたけれども、ね。
 忘れ物や亡くし物が多いまさに愚かな蛙には、そのカードは健康保険証ならばそれだけにしておいてくれないと、何でもかんでも一つにまとめてしまうと、それを失った場合に、何もできなくなってしまう。いまでさえそうなのだから、もともと愚蛙であるものが、加齢とともに華麗なる老化が加えられていき、毎月のようにカードを失くすように老化したときに、全てを一つに集約したカードを担当部署が無料で無制限に再発行してくれるだろうかと心配なのです。
 これから先、我々のような年齢のものが増えていくんで、そのときにカード再発行部署でわけわからん老人の長蛇の行列が続くのがわが国の観光名所となるほどの賑わいを見せ、しかし結局は我が蛙国の行政を混乱させることになるのでないかと、密かに憂いて居る、憂国の士である私は蛙だ。
 まあ、こういうのを杞憂というのですな。

 とはいうものの、一旦マイナンバーカードなるものを導入したならば、これをいろいろなところに紐付けして徹底的に使いやすくするのも一興だろうと思います。
 しかし愚かな蛙の中には、マイナンバーカードを信じられない御蛙(仁)もいられるかもしれません。これは蛙を野生状態から家畜状態に変えようとするものなのだ、と。家畜番号と呼び換えようとするご意見もありましょう。この状態を転換して、我等蛙国民を挙国一致してマイナンバーカードに切り換えさせるためには、ああ、これは役に立つカードだと納得させられるような機能を追加することが得策です。
 マイナンバーカードを導入したら納税額から一人あたり一律ン万円キックバックします、なんてえのは無策もいいところの、愚蛙並みの頭から出た愚考であって、キックバックはいけません。
 役に立つところを見せようというならば、まずは隗より始めよ。
 蛙国会議員諸君の政治資金と100%紐づけて、どこの誰がどの国会議員に献金をしたかを全てマイナンバーカードを通してしか行なえないように紐づけること並びに政府の機密費を全て紐づけること、そうしててみぎの紐づけられた結果を単年度ごとに全て蛙国民に公開するようにすることが、マイナンバーカードを家畜番号だと揶揄されずに、国民を支配するものだと思わせないための良策だろうと愚考する次第です。マイナンバーカードを経由しないで資金を得た者は、その時点で自動的に失職するような、さすがデジタル化はスピーディで役に立つわい、という認識を蛙国民に与えることになりましょう。
 もっとも、こういうものにも必ず抜け道を作っておくのが政治というものでして、海外を迂回して他者を装ってのマネーロンダリング(献金ロンダリング、機密費ロンダリング)となるのは目に見えておりますから、これも駄策なのです。ジョージ・オーウェル『1984』みたいな世界をやがて招来するのが、マイナンバーカードの導入だと思い込む、愚かな私は蛙だということをここで蛙衆の前に晒しているだけなのですが、何だか最近ねー、ヘン。狩のようす
おやきみ、川へ入って蛙をとっちゃいけないったら。
 
2024/01/01

献杯

20240101_07時27分

賀正

初日の出。二上山がよくわからないので、どのあたりから上ったものかはわかりません。
それに今日は山際に雲が多く、しばらくは日の出が見えませんでした。

井之頭五郎見てゐる去年今年(こぞことし) 愚蛙

20240101_07時58分
 とまれ、献杯!
 今年は地元の酒(ここの酒蔵資料館は一見の価値あり)、白鶴です。
 ※白鶴酒造は、嘉納家。嘉納治五郎などを輩出した一族の酒蔵です(菊正宗酒造も嘉納家の一族の酒蔵)。

 と、一献傾けるうちに日は上り、灘の海が光り始めました。
20240101_09時31分
 大阪湾ですが、地図を見ると瀬戸内海とつながっていますね。どこからが瀬戸かわかりますか? ぼくはわかりませんが、瀬戸内海のすべてが瀬戸でないことはわかります。
 じつは島々が多い場所を「瀬戸」と呼び、島がなく海の開けたところを「灘(なだ)」といいます。ここは景色から見てお分かりのように「灘」です。瀬戸内海は「瀬戸」と「灘」との組み合わせでできているので、ほんとうは大阪湾を含めて「瀬戸灘海」とでも言いたいところです。

 と阿呆な蘊蓄擬きを続ける、まっこと愚かな蛙でありますが、本年もご教示の程、願い上げ候。
2023/12/19

気持ち悪いことが起こり・・・・・・

 気持ち悪いことが起きたので、しばらく政治絡みの記事は書かないことにします。
 FC2ブログをなさっている方はご存じでしょうが、このブログには誰がブログに訪ねたかわかる機能があります。さいきん、絶対にコメント書込をしない政治経済記事関係の方が何度も拙ブログを覗きに来ていることは確認していたのですが、拙ブログで書き込んだ文言がほとんどそのままに大きなニュースになって流れることがあったので、気味が悪くなり、書き込むことをやめました。

 しばらくは身の回りの些事中心の記事に限定します。

2023/12/14

◎◎◎◎は死んでも喇叭を放しませんませんでした。

直前の記事にネコパパさんからいただいたコメントへのお返事です。
ちょっと長くお答えしたので、コメント欄だけでなく、記事に昇格させてこちらにも挙げておきます。

ネコパパさん
 私もよくわからないのですが、「盗作美談」というネーミングには(たぶん記事とは違うのですが)感心しました。
 「盗作美談」といえば思い出されるのは、めいさく(どのような漢字を宛てるかは各自それぞれ)『一杯のかけそば』です。
 いま、ウィキペディアでぐぐって、今回の事件との不思議な(?)符合に気づきました。  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E6%9D%AF%E3%81%AE%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%9D%E3%81%B0
(2023年12月11日閲覧)
それはどちらも「産経新聞」絡みだということです。産経は、さすがに「道徳」を「どう説く」かに熱心です。
 「一杯のかけそば」事件のときには、口承文芸研究者の間で、ああ、「大歳の客」の世間話ヴァージョンだ、と一時話題(笑い)になったですよ。
------
「大歳の客」
【ある家の婆様が語る「ざっと昔」】
ざっと昔(むがす)、大歳【おおどし、大晦日のこと】の夕方さ見すぼらしい乞食【こずき。あるいは坊主などとも伝えている】が一夜の宿を借りに来たっけど、村の人たちゃお大尽(だいじん)ん家(ち)でもどこでも、誰(たれ)も宿さ貸さねかったーど。(オード)
 ところがある貧乏な家(うち)の年寄り夫婦が、家(うち)さ招き入れで、「こんなー、貧乏な家で申し訳ねぇけんじょも、外で寝っよりもあったけぇから」って、土間(にわ)さ筵(むしろ)敷いて、寝かすて、そん上も筵さ掛けて、そーして寝せたーど。(おーど)
 そすて、そん翌朝、はあ、正月の朝だもの、爺様(ずさま)あ若水さ汲んで来っぺと思って、はあ、床(とこ)さ出て、起きて、土間(にわ)さ通って井戸さ行こうとすっと、そすたところがそん脇さ通ったら、筵の下から乞食の息さ全然聞こえねーど。(オード)
爺様(ずーさま)と婆様(ばさま)ー、ほれ、その乞食さ死んですまったんでねえべが、と思って、ほれ、こいつぁ正月から縁起が悪(わり)いと悲しんだーど。(オード)
 そんじぇも爺様あなあ、正月なん、こんままにぁしとれんからーと思って、ほれ、思い切って、筵さはぐって、中さ確かめたんだと、いいかい、ここさいーとこだから、はー、すっかり聴くんだぞー、(ウン)、乞食はそん姿ん大きさんまま、何(なーん)と、黄金(きん)さ変わっていたーど。(オード)
 なあ。そーすて貧乏な爺様婆様は、大歳の客さちゃーんともてなしたもんで、福すくなってー、村一番のお大尽さなったーど。(おーど)
 ざっと昔、さけたーど。

 ほら、人には情けをかけるもんだと、昔(むがす)っから、言い言いしてきたからないー。おら家(え)の年寄りたち、人には情けをかけるもんだぞー、なんて言い言いしてたんだ。おら、子どもんとき、年寄りから、言い言いされたー。(一同笑い)

(「いやいや、おもしぇがったないー! 婆様(ばさま)さ、ざっと昔(むがす)語んの上手だないー。も一つ、何か語ってくんつぇー!」)
------
 ま、だいたいこんな感じかな。ちなみに「おーど」は聞き手の相槌です。この相槌で東北のどこらへんの昔語りであるか、おおよそ分かっていただけるかと、思います。(な、はずないか)。

 それはさて。「こんなに劣化したのか? 〇〇〇の道徳心 -お天道さまが見ている-」の〇〇〇の中に入るのは「安倍派」であると、愚蛙は決定いたしました。さすが産経。道徳心あるわー。ということにしておきます。

さて。「喇叭を放しませんでした」というのは、ここの場合は讃美をやめませんでしたということです。つまり比喩表現。

 フジ産経グループの報道には独特の癖があり、アメリカのFOXニュースとよく似ていると言われますが、12月12日の夕刊フジのニュースに、安倍元首相は激怒、会計責任者に「ただちに直せ」自民パー券疑惑、岩田明子氏が緊急取材「裏金」は細田派時代の悪習だった」というのがありました。以下、引用します。

 自民党派閥の政治資金パーティー券疑惑で、最大派閥・安倍派(清和政策研究会)の複数議員が最近5年間で、1000万円以上のキックバック(還流)を受けて、裏金化していた疑いがあることが分かった。
 東京地検特捜部は13日の国会閉会後、議員らの一斉聴取に乗り出す構えだ。ただ、別の派閥でも政治資金収支報告書への不記載・過少記載は告発されている。「裏金」も「不記載・過少記載」も不適切な処理であることは同じで、国民の「政治とカネ」への不信感は強まるばかりだ。
 ジャーナリストの岩田明子氏が緊急取材したところ、安倍晋三元首相が初めて派閥領袖(りょうしゅう)に就任した2021年11月より前から同派の悪習は続いており、それを知った安倍氏は激怒し、対応を指示していたという。
(中略)
 関係者に取材すると、細田博之前衆院議長がトップだった細田派時代(2014~21年)、現金で還流した分を政治資金収支報告書にどう記載するかについて、派として統一方針が提示されることはなかったという。 派内からは「このままでいいのか」と疑問の声が上がっていたが、細田氏側からは明確な指示は示されなかった。
  安倍元首相が21年11月に初めて派閥会長となった後、翌年2月にその状況を知り、「このような方法は問題だ。ただちに直せ」と会計責任者を叱責、2カ月後に改めて事務総長らにクギを刺したという。 
 22年5月のパーティーではその方針が反映されたものの、2カ月後、安倍氏は凶弾に倒れ、改善されないまま現在に至ったようだ。
  別の派閥では、過去の問題を踏まえ、還流分を現金で渡さず、各議員の政治団体の口座に振り込んでいたと聞く。それに比べると、安倍派の処理は雑であり恐れを知らぬものだった。幹部にそろって疑惑が発覚した安倍派は「解体的出直し」が不可避だろう。
  自民党5派閥のパーティー券疑惑は昨年11月、「しんぶん赤旗」が報じた。神戸学院大学の上脇博之教授による告発を受け、今年11月から報道各社が報じ、党内の幹部からは迅速な対応を求められていたが、岸田首相の危機感は驚くほど薄く、時間だけが経過した。
■岩田明子(いわた・あきこ) ジャーナリスト・千葉大学客員教授、中京大学客員教授。千葉県出身。東大法学部を卒業後、1996年にNHKに入局。岡山放送局で事件担当。2000年から報道局政治部記者を経て解説主幹。永田町や霞が関、国際会議、首脳会談を20年以上取材。昨年7月にNHKを早期退職し、テレビやラジオでニュース解説などを担当する。月刊誌などへの寄稿も多い。著書に『安倍晋三実録』(文芸春秋)。

(2023年12月13日閲覧)
 これは岩田明子記者による文章だと明記されています。
 簡単にいうと、悪いのは細田博之であって絶対に安倍晋三ではない、そうして無策なのは岸田総理だ、というに尽きましょう。どうなんでしょうかねえ? 死人に口無しですもんねえ。